2018
クラレンドル・ルージュ・メドック
オー・ブリオンから着想を得たクラレンドル・ルージュ・メドックは、繊細でエレガントな赤ワインです。偉大なメドックのワインがそうであるように、若いうちはかなりタンニンが強いですが、熟成するにつれてバランスが整っていきます。オー・ブリオンの流れをくむクラレンドル・メドックは、メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンという、ボルドーの伝統的な2種類のブドウ品種が絶妙にブレンドされています。このワインには、テロワールの複雑さと個性のすべてが詰まっています。
テイスティングノート
インディアンサマーが、カベルネを理想的な成熟へと導きました。この品種のブレンド比率がワインのバックボーンを形づくり、独特のスパイス感をもたらします。
ワインは好ましい濃縮感のある深い色あいをなし、ブラックベリーやブルーベリーなどの黒系果実のアロマを感じます。樽香とフルーティーな風味が際立ち、ミントのような爽やかさとスパイス感、リコリスの香りが調和とバランスを与えています。アタックはなめらかで、徐々に凝縮感を増していき、繊細なタンニンの骨格に支えられています。
全体として、とてもエレガントで力強いフルボディワインです。
天候
冬から春にかけて雨が多かったため、土壌にはかなりの水分が蓄えられました。幸い、湿気の多い天候が開花を妨げることはありませんでした。
夏は日中が暑く、夜間は冷涼となったため、土壌が乾燥してブドウ樹を健康に保つことができたほか、理想的な日照のおかげで完璧に熟したブドウを収穫できました。
製品の詳細
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ブドウ品種とブレンド比率
85% メルロー
14% カベルネ・ソーヴィニヨン
1% プティ・ヴェルド
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アルコール度数
14°