芸術活動を支えるクラレンドル

一族の長であった故クラレンス・ディロンの活動を引き継ぎ、ディロン家は何世代にもわたって世界的に芸術活動を支援してきました。クラレンドルはこうした文化や偉大な文化遺産から恩恵を受けています。

クラレンドルの映画界支援

シャトー・オー・ブリオンの血統を受け継ぐクラレンドルは最近、映画やテレビの人気作品の席に立て続けに登場しています。直近ではNetflixで放映されて大いに人気を呼んだドラマ『エミリ―、パリへ行く』に姿を現しました。これはパリのマーケティング会社を舞台に、アメリカ人女性エミリー・クーパーの生活をコミカルに描いたドラマです。クラレンドルのワインボトルはシリーズを通じて、ダイニングテーブルなど多くのシーンを飾りました。ボルドー初の高品質ワインシリーズとなるクラレンドルは、ルクセンブルク大公国のロベール殿下の発案によって生まれました。映画界との強い結び付きが生まれたのは当然のなりゆきでした。というのもロベール殿下は若い頃から映画をこよなく愛し、ロサンゼルスで映画脚本家として社会人生活を始めた経歴の持ち主なのです。

第95回オスカー®の舞台で輝いたクラレンドル

2023年、クラレンドルとファミリー企業のドメーヌ・クラレンス・ディロンのワインが、赤・白ともに第95回オスカー®の独占公式ワインパートナーの栄誉に輝きました。3月12日のハリウッドのドルビー®シアターで行われた授賞式からガバナーズ・ボールまで、さらにその他のオスカー®関連イベントでも、クラレンドル、カンテュス、そしてオー・ブリオンが公式の赤・白ワインとして振舞われました。ファミリーカンパニーであるドメーヌ・クラレンス・ディロンの会長兼CEOを務めるルクセンブルク大公国公子ロベール・ド・リュクサンブールは、この1年間わたしたちを楽しませ、感動を与えてくれたあらゆる人々を祝福できたと、栄誉を表明しました。

 

 

 

また、クラレンドルとドメーヌ・クラレンス・ディロンは2023年アカデミー・ミュージアム・オブ・モーション・ピクチャーズの公式ワインパートナーにも選ばれた栄誉を誇りに思っています。

サンタバーバラ国際映画祭

2022年、クラレンドルはサンタバーバラ国際映画祭の独占公式ワインパートナーに選ばれました。世界的な名声と評価を誇るサンタバーバラ国際映画祭は35年の歴史を持つ映画祭です。サンタバーバラ国際映画祭が米アカデミー賞の結果に与える影響が大きなものだとはよく言われていることで、11日間の会期中は、300を超える映画作品やトリビュート作品を観ようと、10万人もの熱心な映画ファンや有名人が会場を訪れます。2022年の映画祭では、3月4日、世界的に高く評価されている俳優クリステン・スチュワートが、アメリカ映画への多大な貢献を称えるアメリカン・リビエラ賞を受賞しました。クリステン・スチュワートは、自身が演じたダイアナ妃役でアカデミー賞にもノミネートされています。

クラレンドルの音楽界支援

一族の長であった故クラレンス・ディロンの活動を引き継ぎ、ディロン家は何世代にもわたって世界的に芸術と教育活動を支援してきました。芸術を愛しフランスびいきだったクラレンス・ディロンは美術品の目利きで収集家でもありました。芸術の伝承はドメーヌ・クラレンス・ディロンの根幹を成すコンセプトであり、オー・ブリオンの流れをくむクラレンドルにとっても、このかけがえのない文化遺産から恩恵を受けることは非常に意義深いものです。
そこでクラレンドルは、芸術や音楽の分野で活躍する若い才能を支援するため、特にメンタープログラムの取り組みを推進しています。クラレンドルは2016年からモントルー・ジャズ・フェスティバルの独占的な海外ワインスポンサーを務めており、モントルー・ジャズ・アーティスト財団を支援しながら、かつてなかった形で音楽とワインの融合に取り組んでいます。ワインと文化との深い絆を信じるクラレンドルは、若い才能を支援し、特に新進気鋭の音楽家を発掘・育成するメンタープログラムを推進しています。

コンサートの企画と運営は、優れたワイン造りと共通する部分があります。一貫性があり、バランスがよく、かつ独創的な芸術表現を実現させるための最高の要素を選択することが不可欠です。クラレンドルのブレンドは毎年見直されています。これは、ヴィンテージごとに最良区画の特性だけをワインに反映させるためです。レジェンドの存在が若い才能を奮い立たせる、そんな感動的なプロジェクトに関わっていることを、クラレンドルは光栄に思っています。