2022
ラレンドル ボルドー・ロゼ
テイスティングノート
クラレンドル ボルドー・ロゼ2022年は、可憐で輝きがあり、淡いバラの花びらを思わせる色調で、完璧な透明度を備えています。 ラズベリー、ストロベリーなどのベリー類とスグリのブーケ、そしてキャンディのような香りがほのかに感じられます。 口当たりは濃厚でビロードのよう、かつ繊細なタンニンのストラクチャーがあり、心地よいミントのような爽やかさも伴なっています。赤系ベリーの果実味も感じられ、ライチやピンクグレープフルーツのような、ややトロピカルなニュアンスも感じられます。全体としては強烈な果実味が際立ち、ほのかに胡椒のような余韻もあります。 結論としては、このワインの凝縮感に満ちた香りが心地よい風味を演出するとともに、長く続く繊細な余韻をもたらしているといえるでしょう。
天候
すべては穏やかで乾燥した冬から始まり、早い芽吹きへと続きました。遅霜が数回発生したものの、ほぼ順調で被害はほとんどなく、残りのシーズンは穏やかでほどよく雨が降り、病害の心配もありませんでした。開花はいたって順調で、暑くて乾燥した天候のもと、非常に早く進みました。ブドウ樹はとても健康で実の付きもよく、極めて良好なヴィンテージが予想されました。2021年から蓄えられてきた豊富な水分量、そして地中海沿岸原産のブドウならではの特性が功を奏して、たいへん暑くて乾燥した夏の天候に耐えることができました。
8月に二度発生した嵐が、ブドウをすっかり成熟させました。
このような難しい条件にもかかわらず、ワインはすべて良質に仕上がり、鮮やかな色彩と豊かな果実味を備え、その大半が傑出しています。唯一の欠点は、数量が限られていることです。
美しい色あい、滑らかさ、豊かさ、そして爽やかさが、このヴィンテージの特徴です。
クラレンドル ボルドー・ロゼは選び抜かれた区画から収穫されたブドウだけが使われており、2022年は例年より遅く、9月の後半に収穫されました。管理の行き届いた環境下でごく短時間スキンコンタクトさせた後に、直接圧搾することにより、淡いバラ色が生まれるいっぽう、ワインの豊かさと口当たりの良さが、さらに向上しました。
製品の詳細
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美味しいお召し上がり方
テーブルに出す時の適温:10℃から12.5℃
このワインはデキャンタージュをせず、開栓後ただちにグラスに注ぐことをお勧めします。
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ブドウ品種
79% メルロー
16% カベルネ・ソーヴィニヨン
5% カベルネ・フラン -
アルコール度数
12.5°
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