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2008
クラレンドル・ルージュ・ペサック・レオニャン
クラレンドル・ルージュ・ペサック・レオニャンは、ドメーヌ・クラレンス・ディロンが造るワインの高い品質、エレガンス、調和からインスピレーションを得て造られています。特にバランスに優れ、クラレンス・ディロンが受け継いできた卓越した伝統が反映されています。ボルドーの伝統的な4品種の巧みなブレンドにより、クラレンドル・ルージュ・ペサック・レオニャンは、繊細なストラクチャーを持つ個性的なワインに仕上がっています。
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テイスティングノート
クラレンドル・ルージュ ぺサック・レオニャン2008年は正統派の品格を備え、濃厚で豊潤な個性と優れたストラクチャーを持っています。
色調は濃厚です。複雑な赤系果実と黒系果実のブーケには豊潤さと爽やかさが感じられます。味わいにはスパイス感とミネラルがほのかに感じられます。全体的な印象は、甘美なフルボディでビロードのようなタンニンを持つワインです。アロマティックな余韻が長く続き、熟成の可能性を期待させます。ワイン評論家ジェームズ・サックリングの評価(90ポイント)「ベリーとダークチョコレートの個性、味わいの中盤が濃厚なミディアムボディ、熟したタンニン。シャトー・オー・ブリオンの所有者らしいボルドー・ブレンド。飲み頃は2011年以降」
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天候
2008年の春は雨が多く冷涼だったためブドウ樹の成長が遅れ、開花も遅く始まりました。7月は乾燥して比較的晴天の日が続いたため、理想的なヴェレゾンとなりました。いっぽう8月はやや冷涼で多雨だったため、成熟が遅れました。このように、2008年はまさに造り手の技術力が問われるヴィンテージでした。ブドウ樹をいかに丹念に世話するかによって、ブドウの健全な生育が左右されたのです。
9月なかばから始まったインディアンサマーの晴天が収穫時期まで続いたおかげで、ブドウは完熟しました。とりわけ晩熟タイプの品種にこうした傾向がみられました。
製品の詳細
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美味しいお召し上がり方
テーブルに出す時の適温:18℃から20℃
クラレンドル・ルージュ ぺサック・レオニャンはテーブルに出す1時間前に開栓してデキャンターに移しておくことをお勧めします。
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ブドウ品種
49 % メルロー
17 % カベルネ・フラン
32 % カベルネ・ソーヴィニヨン
2 % プチ・ヴェルド -
アルコール度数
13,75°
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